聖闘士星矢の前兆には一定の法則があり、これを理解しているとよりメリハリを持って前兆を楽しめます。
「アイオリアで外した!」「赤文字で外した!」とイライラすることもなくなりますし、ひっそりとGB確定の前兆パターンを楽しむこともできます。
作業と言われることも多い聖闘士星矢の通常ゲームですが、少しでも奥深く楽しみたいという方は、是非とも一読してみてください。
十二宮移行率
行くぞーー!の掛け声と一緒に突入する前兆ステージ・十二宮ですが、ここに移行するかしないかには法則があります。
移行しないと激アツっていうのがなかなかイカした演出ですね。十二宮に行かずに連続演出に発展した時は、一人でこっそりとガッツポーズできる瞬間です。強チェリー・チャンス目の場合は、十二宮に行くかどうかはまちまちで法則性はありません。
注意が必要なのが、前兆(GB・小宇宙チャージ両方含む)が複数重なった場合にはこの法則は通用しないということ。298ゲーム目にスイカを引いた場合、小宇宙チャージの前兆とゲーム数の前兆が重なってしまうため、300代のゾーンでは十二宮に移行しません。
十二宮移行ゲーム数
十二宮への移行ゲーム数にも法則があります。
6時・7時方向(乙女座・天秤座)まで火時計が進んだ時に十二宮に移行するのが原則。5時移行はややアツく、そこよりも早く移行した場合は大チャンス(早いほどアツい)、遅く移行した場合はほぼ確定。
上の画像でいうと、赤い部分での十二宮移行が確定級。緑の部分がハイチャンス。黒の部分が通常パターンです。
火時計は1目盛り3ゲーム分、これがゲーム数前兆の場合にも対応しています。ゲーム数前兆の場合は末尾16ゲーム〜21ゲームでの十二宮移行が激寒、それより早い移行・遅い移行がアツいです。
この法則とひとつ上の法則を合わせると、ゲーム数前兆・コスモポイント前兆で末尾21ゲーム目(6時方向・天秤宮)までに十二宮に行っていない場合はその時点でGBが確定するわけですね。15ゲーム〜17ゲーム辺りで十二宮煽りがないパターンは静かにアツくなれるポイントですね。
また遭遇の頻度は少ないですが、GB終了時・小宇宙チャージ終了時に即十二宮に行くパターンはGB確定。小宇宙チャージ中に小宇宙ポイントが満タンになってそのまま十二宮に行くというのがよくあるパターンですね。
いずれの場合も、前兆が複数重なった時には法則外の挙動をすることがあるため注意が必要です。
前兆後・発展ゲーム数
バトル系連続演出は2時・3時方向、異次元脱出は1時・2時方向で発展するのが原則。ここ以外で発生したらGB確定。
バトル負け→通常ステージ→バトルとか、バトル負け→十二宮→バトルみたいな前兆シナリオでもたぶん確定です。すごく雑にまとめると、火時計右上の方以外でバトルに行ったら無条件で確定です。
また、ガセ前兆は最大35ゲームで最後の1ゲームを残して連続演出が終わるという特徴があります。逆にいえば、36ゲーム目まで連続演出が継続する場合はGB確定。
この画像。一見するとアフロディーテの寒い発展画面。赤字チャンスアップもなくガセ前兆に見えるのですが、火時計を見るとGBが確定していることが分かります。バトルはここから最低3ゲーム掛かるので、ここで発展している=前兆が36ゲームが選択されている=ガセ前兆が否定されるわけですね。(他の前兆が被ってるとアウトなんですけどね…)
火時計の光り方
レア役成立と同時に発光する火時計。その色は4種類あり、期待度は青色<緑色<赤色(<虹、直撃確定)で、赤まで行けば滅多に外れません(確定ではない)。
再点灯した後の緑はかなり寒く、逆に1周目から緑が光った場合は激アツ。青色でも全然当たるので、青が寒いというよりは緑以上がチャンスアップという感じの演出です。
たまにプポーンという音とともに火時計の一部分(一宮分)がピンクに光ることがあります。ピンクに光った時点で期待度はかなりアップ(トータル期待度7割前後はありそう)しますが、点灯箇所でも期待度は異なります。
点灯箇所は「十二宮移行」「連続演出発展」のゲーム数を示唆しているので、上の画像のように本来それらが起こるはずのない場所(起こったらGB確定の場所)がピンクに光ったらGB確定です。
一方で、普通に十二宮に移行する場所(7時・6時方向)とか、連続演出に発展する場所(2時・3時方向)がピンクに変わった場合はそこまでアツくありません。半分以上は外れるイメージ。
上の画像は6時方向の天秤座が点灯していますが、普通に十二宮に移行する場所ですから期待度は低め。ピンク変光は2時・3時・6時・7時以外がアツいと覚えておきましょう。
超レア演出で火時計が逆回り(時計回り)に消えていくパターンがあります。SR確定だと思うんですが、遭遇頻度が少なすぎて検証できません。
バトル種類
はっきり言ってほとんど意味がありません。
それまでの展開でアツいパターンが皆無だったらアイオリアでも当たらないし、逆にそれまでがアツいとチャンスアップなしアフロディーテだろうが異次元突破だろうが当たります。パチンコの演出みたいなものです。何一つチャンスアップがないまま突然最強リーチに発展しても期待しませんよね?
重要度:前兆の展開>>>>>>>連続演出の強さです。
重要演出
期待度アップとなるのは、第二停止での画面引っ掻き演出、紫龍の背中の龍がでかい、辰巳パソコンカタカタ赤WARNING出現、派手な画面枠白発光演出など。
小宇宙チャージの連続演出(カシオスを倒すやつとか)を経由して十二宮に行くことがありますが、この連続演出でのチャンスアップが多いほど前兆の期待度も上がります。
すごくざっくりまとめると、演出が派手+高頻度なほどアツいです。
分かりやすい演出として「チャンス」+レア役否定はいつでもアツいです。ペガサスが飛んでくるとかなり期待度が上昇。一回だけ出る場合はガセもあります。
十二宮移行演出は、「君は聖域を感じたことがあるか」とレバーオン稲妻からの移行(無演出移行)がアツめ。アイキャッチ演出からは展開次第。
十二宮中はシンプルに強演出が強いです。また、「君は〜感じたことがあるか」「四分割ルーレット」が十二宮で発生し、かつレア役を否定したら灼熱。一応その他の演出も軽くまとめてみました。
チャンスアップ:神殿演出で大発光、星矢セリフ、セリフ第三停止青文字、燭台演出で炎がでかいなど
確定級:燭台演出非レア役で紫炎、セリフ赤文字・二段階、一輝セリフ、君はチャンスを感じたことがあるか+レア役否定、四分割ルーレット+レア役否定
あらゆる場面に共通して超激アツなのが、一輝演出やアテナルーレット、次回予告など。まあ初打ちでも分かる激アツさなのでわざわざ書くまでもないと思います。
アツい演出もだいたいGB確定止まり、基本的にGB勝利期待度に前兆の強弱は影響しません。例外として、連続演出中の金文字・レインボー系演出はSRが確定。
まとめ
聖闘士星矢の前兆は激アツパターン・確定パターンが非常に多いです。
逆にいえば、チャンスアップパターンが一切絡まなければ最後の連続演出にもほとんど期待できないわけで、前兆の作り方は賛否両論でしょう。最後の最後までワクワクしたいという人には向いていない台かもしれません。
ただ、総じて演出の強弱がはっきりしていて裏切られることが少なく、派手な演出を伴わずにひっそりと確定する前兆パターンが用意されているのなんかは個人的にとても面白いと思います。
爆発ばかりがクローズアップされる台ですが、通常時の作り込みも素晴らしいです。聖闘士星矢の前兆の魅力が少しでも伝わればいいなと思います。
この記事へのコメントはありません。