設定判別要素が多く、比較的判別難易度が低いのが聖闘士星矢・海皇覚醒。
しかし、終了画面や継続画面での設定示唆は、そもそも当たらないと見ることができないわけで、GBですらかなり重たいこの台では設定示唆を見るまでに思ったよりも時間がかかります。456でも平気でおは天井とかしますからね。
この記事では通常時での数少ない設定差である高確移行率が設定判別に使えるのかを考察してみました。聖闘士星矢で設定狙いをしようと考えている人の参考になれば幸いです!
高確移行とは?
高確率
聖闘士星矢を打ち慣れていない人だと、この台に「低確率」「高確率」なんてモードがあることすら気付かないかもしれません。
ほとんど天井かコスモポイントでしか当たらないですからね。
聖闘士星矢の高確率状態はレア役(強チェリー・チャンス目)での当選が優遇されています(どちらも50%)。他の台と比べて移行頻度が低い上、移行しても強レア役を引かなければほぼ意味がないので厳しいゾーンです。
高確率移行契機
判別もしやすく見かける機会も多いのが、①設定変更時です。設定変更後は50%で高確率に移行します。
後は、②弱チェリーの一部(20%前後)、③その他全役での抽選(1/500)に当選することでも高確率へと移行します。
どことなくまどかマギカに似ています…笑
高確率移行率の設定差
設定差は弱チェリーのみ!
高確率移行ですが、設定差があるのは弱チェリーからの移行率だけです(詳しくは下表)。
非レア役での高確率移行率は全設定で0.2%。これらをトータルすると以下の表のようになります。
設定 | 弱チェからの高確当選率 | トータル高確当選率 |
---|---|---|
1 | 20.52% | 1/197.60 |
2 | 21.28% | 1/187.36 |
3 | 21.68% | 1/179.69 |
4 | 23.08% | 1/167.38 |
5 | 23.12% | 1/162.45 |
6 | 24.99% | 1/147.38 |
設定1と設定6だけをとって比べると、実質的な高確率突入率は1/200〜1/150とかなり大きな差が設けられています。ノーマル機のボーナス確率くらいの差があるわけで、設定差としてはかなり大きく体感できるほどの違いがあるといえます。
設定判別上の実用性は?
このように、設定差自体は非常に大きい高確移行率。
しかし、高確率移行率単体では設定判別には役に立ちにくい、優先順位が低いというのが結論です。
まず、前兆中には高確率示唆演出が発生しないため、正確にモードを判別するのは困難です。前兆ゲーム数が長く、また一番最後に引いた前兆契機から36ゲーム必ずガセが発生してしまうこの台では、高確率示唆と前兆示唆を見分けるのが大変難しいのです。
それに、高確率中に固まって弱チェリーに当選してしまうと、どの弱チェリーで高確率に当たっていたか、重複して当たったのか一個しか当たらなかったのか、そのあたりの区別が難しくなります。
また、こうした大きな差が生まれる原因は小役確率(弱チェリー確率)にあります。設定1と設定6の弱チェリー確率の差はかなり大きいですからね。演出や状況に左右されない小役確率だけを端的にカウントしていく方が効率がいいですね。
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