大人気機種となった「聖闘士星矢・海皇覚醒」ですが、その台の作りがパチスロ「魔法少女まどか☆マギカ」とよく似ているというのは導入当初から指摘されてきました。
まあ、パクリだろうが何だろうが打ち手からすれば面白ければそれでオッケーなのですが、似ていると言われれば気になるもの。
このページではそんな「聖闘士星矢・海皇覚醒」と「まどか☆マギカ」の共通点をまとめてみました。
聖闘士星矢とまどマギの共通点
全体的なシステム
軽い当たりと重い当たりの二種類の当たりを用意することで、上位ARTでの爆発力に期待させつつ、下位ARTで通常時の退屈さを解消させるゲーム性。
星矢や初代まどマギのボーナス・ラッシュ双方を重く、その分見返りを多くした台だといえますね。
内部ポイントを溜めてラッシュ当選
まどマギは「穢れ」、聖闘士星矢は「不屈ポイント」。
上位ART間ハマりの救済措置として、内部的なポイントがマックスまで溜まると強制的にラッシュ当選となるシステムです。
ART当選契機
どちらの機種も、ゲーム数解除・レア役解除・CZ(マジカルチャレンジ・小宇宙ポイント)の三つの契機で下位ARTを抽選しています。バランス良くどの契機からも当たるようになっているところも似ています。
初代まどマギとは比べ物にならない頻度で星矢は天井に行きますけどね(笑)
ART中の特化ゾーン
まどマギのゲーム性の斬新さは、メインの特化ゾーンであるワルプルギスの夜にゲーム数解除という契機が用意されていることにありました。「何も引かなくても上乗せのチャンスがある」というのは、全ての抽選契機をレア役に集約させたART機が多い当時では斬新なシステムでした。
聖闘士星矢の特化ゾーンもこれと似た抽選方式になっています。最大500ゲームのゲームを消化することで特化ゾーン・聖闘士アタックに当選するようになっています。
特化ゾーンが「バトルで勝つほど上乗せゲーム数が増えていく」仕組みなのも似ていますね。
細かな演出
演出の細部にも共通点が多く見られます。
対応役ごとに大まかにキャラクターが設定されていて(リプレイ・ベル・レア役・強チャンスキャラといった具合)、これが矛盾するとチャンスアップとなるところ。ART中なんかが特に顕著で、瞬・氷河・紫龍・一騎がさやか・マミ・杏子+ほむら・まどかに対応してますね。
ストップボタンがフリーズすると3桁乗せとなったり
通常時の中段チェリー成立の一定確率でフリーズ抽選をしていたり
ラッシュが終わっても10%強で引き戻しに期待できたり
高設定ほどラッシュ直撃への期待が持てたり……
まどマギを参考にしていないというのは無理があるというくらい類似点がありますね。
パクリ台なのか?
では聖闘士星矢は「パクリ台」なのでしょうか?
個人的にはパクリというよりはオマージュ、リスペクト台という方が正しいんじゃないかなあと思っています。
というのも、聖闘士星矢がヒットした大きな要因は「獲得枚数の大きさ」「ジェネラルバトルの面白さ」です。
この2つの要素はまどマギにはなかった聖闘士星矢独自のものですよね。
まどマギを継承しつつ、新たな魅力を加えて昇華させた台というのがこの台の形容にふさわしいでしょう。
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