パチンコ・パチスロでは台パンはマナー違反とされています。スロットだけでなく、格闘ゲームでも音楽ゲームでも、台パンをするのはみっともないという価値観は比較的広く浸透しているといえるでしょう。
しかし、メーカーやパチンコ店が客を挑発し、台パンを誘発しているのも事実です。
ここ最近の台は打ち手をバカにするような演出や挙動が多く搭載されており、あからさまな機械割詐欺台もよく見かけます。イベントの供給過多のせいでガセイベントを多発する店も少なくなく、客のストレスは最高潮に達しているとすらいえるでしょう。
「打たなければいい」といえばそれまでですが、騙されて打ってしまった分のストレスはスロットで発散させたいもの。
このページでは、負けた腹いせにどうしてもパチンコ台・スロット台に一発ブチかましたいという人のために、スマートに台パンをするための注意点をまとめてみました。
台パンは悪なのか?
そもそも台パンがマナー違反とされるのはなぜでしょうか?
最近の台は殴ったくらいで壊れるものではなく、台に物理的な悪影響が出ることはありません。便器を故意に破壊するような嫌がらせとは訳が違います。台パンをされても店側が
それでも店員が台パンを止めようとするのは、周りの客からのクレームがある場合がほとんど。要は、「周りの人が不快になるから」台パンはマナー違反なのです。そんな理由から、以下の点に気をつければマナーの良い台パンができるといえるでしょう。
その1 両隣の人をチェック
台パンは不愉快という人は多いので、両隣に人がいないことがベストです。いたとしても、なるべく食事休憩・トイレ休憩などの離席のタイミングを伺いましょう。
止むを得ず人がいる時に台パンをする場合は、両隣の人がハマっていないとき、気持ちよく出しているときが望ましいです。また、専業プロは最初からスロットを楽しもうと思っていないので、他の客の挙動には基本的に無関心です。隣がプロの場合はためらいなく台パンしても大丈夫でしょう。
隣の人に配慮するのは、人を不快にさせないという気遣いの意味に加え、他の客から台パンのクレームを店に入れさせないという目的もあります。気持ちよく台パンを遂げるには確認は不可欠です。
その2 店員を警戒
正義感を拗らせた店員が台パンを注意しにくることがあります。
客からクレームがないのに台パンを注意しにくるような店員は、店や台のことを考えているわけではなく、正義を振りかざして自分に酔うことでストレスを発散しているだけの小物です。できる限りストレスフリーに遊技させるのが店員の仕事なのに、店員としての使命よりも自分の正義感、エゴを優先させてしまうどうしようもない輩です。
彼らは強い口調で感情的に注意してくることもあり、なるべく絡みたくない相手です。せっかく台パンしてしまったのにますます不愉快になってしまっては元も子もありません。そのため、店員が近くにいる時は台パンを控えるのが吉。
正義の味方気取りの店員は体育会系風の若い男性店員に多いので、そうした風貌の店員が周りにいるときは特に警戒しましょう。
その3 素手で殴らない
もし台パンの結果手に怪我をするようなことになれば、店や店員さんに迷惑をかけてしまいます。台パンをすることでの爽快感も半減でしょう。
怪我のリスクを避けるために、ドル箱の角や蓋を開けていない缶ジュースなどを使って殴るのがオススメです。台が壊れてしまっては高額の賠償を請求される可能性もあるので、あまり力を入れすぎないよう細心の注意を払いましょう。
その4 台パンは一撃で済ませる
反復・継続して台パンをしていると、周りの人に与えるストレスも大きいですし、正義店員が飛んでくる確率も上がります。リスクが上がるばかりで
恨みとストレスをすべて託して一撃で台パンをすませるようにしましょう。
店員に注意されることがあっても「一発でスッキリしたからもう殴らない」と伝えれば穏便に済むはずです。
その5 台が異常挙動を示しても慌てない
ユニバ系の筐体の一部は台パンに脆く、画面が暗転して「Now Loading」の文字が出現するなど液晶に異常が生じることがあります。
しかしこれは壊れたわけではなく、しばらく待っていると普通に元の画面に復帰します。慌てて店員を呼んでは自分が台パンしたと自白するようなものなので、じっと冷静に待ちましょう。
そこまでして台パンをする意味があるか?
台パンをする前にこうしたことを落ち着いて考えていると、ふと我に返る瞬間があるはずです。
冷静に考えてみると、台パンをしても台が当たりやすくなるわけではありません。遠隔操作など今のホールではできませんから、店へのアピールにもなりません。その反面、他の客や店員の視線を気にしたり、手が痛くなる可能性を考えたりと、台パンのリスクは数多いです。
そこまでして殴る意味はあるでしょうか?
台パンをする前に一呼吸置き、その台パンに価値があるのかを考える。
それが実は一番のストレス発散法かもしれませんね。
……と、ちょっと善人ぶったまとめ方で記事を締めてみます笑
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